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サッカー五輪代表U-23アンゴラとの親善試合で収穫

国際親善試合(27日、国立競技場)北京五輪に出場するU-23日本代表が、アンゴラA代表と1-1ドロー。後半8分に先制ゴールを決めたFW豊田陽平(22)=山形=は五輪メンバー入りを強烈にアピールした。チームは勝ち切れない課題も残したが、反町康治監督(44)はアフリカ勢のA代表と互角に戦ったことに大きな収穫を見いだした。

 格上アンゴラA代表のゴールをこじ開けた。豊田が後半8分、左足で先制弾。結果は引き分けながら、北京への生き残りへ大きな意味を持つ「1点」だ。

 「気持ちよかったですね。瞬間的にキーパーだけは外そうと思って…。いいコンビネーションだったと思います」

 MF長友が右を駆け上がって低いクロス。押さえにきた相手GKを見てとっさに跳ね上げた。バーの下をかすめてゴール内で弾む反町ジャパン初得点。前半終了後、2人で位置取りを確認したとおりの連係だった。

 昨年の小腸破裂を乗り越え、1年7カ月ぶりにこの世代の日の丸へ復帰した。コートジボワール代表の大型FWドログバ(チェルシー)をもじって『トヨグバ』の愛称を持つ1メートル85の大男は、ゴールの後、スタンド前まで飛び出して雄たけびで喜びを表した。

 母校である石川・星稜高の先輩、米大リーグのヤンキース・松井の結婚は試合前に知った。祖母の実家とゴジラの自宅が数100メートルの距離という縁で、子供のころは松井家の鯉を見るのが楽しみだった。

 故郷の英雄を「すごい人」と尊敬するが、こちらも世界で飛躍するチャンス、五輪メンバー入りへ前進した。「1点決めたからといって満足していない」と気を引き締めるが、アフリカA代表の守備を破った一撃が、値千金のプラス査定になるのは間違いない。

 「アンゴラ代表に後半対等に戦えたのはうれしい」。反町監督は後半の戦いを高く評価した。指揮官のメモには『FW豊田』の名が色濃く書き込まれた。

ーサンケイスポーツー


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