ヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦(10日、G大阪1-0鹿島、万博記念競技場)G大阪は日本代表MF遠藤保仁(27)のPKで鹿島に1-0先勝。第2戦は13日、川崎と鹿島のホームで行われる。
決めるべくして決める。ゆったりと助走する遠藤は、GK曽ケ端が左足に重心をかけたのを見逃さず、右のインサイドでガラ空きの左へ。後半12分、値千金の先制弾。リーグ戦通算15回中15回、PKを決めてきたスナイパーが、しっかりと仕事をした。
「冷静に蹴れました。2年前にビッグチャンスを逃して…。その悔しさは、まだ癒されていません。集中していい結果を出せるようにしたい」
忘れられない記憶がある。2年前のナビスコ杯決勝。オシム現日本代表監督が率いる千葉と、スコアレスドローでPK戦にもつれこんだ。1番手で左へ蹴った遠藤の球は、GK立石の手に阻まれた。プロ8年目で初めての失敗。自分のミスで、4-5で敗れた。
「アウエーゴールを与えずに勝てたのはいい。遠藤のPK? 全く不安はない。ロッカーに隠れて、ということはない」と、西野監督はPK戦になると控室へ消えるオシム監督を例えて爆笑を誘った。次も白星で、昨年の準決勝で苦杯をなめさせられた鹿島に引導を渡す。
ーサンケイスポーツー





