北京五輪女子アジア最終予選(4日、ベトナム・ハイフォンほか)北京行き、決めた!
なでしこジャパン(日本女子代表)が、MF酒井與惠(29)=日テレ=の前半10分の先制弾を皮切りにベトナム女子代表から8ゴールを奪い、8-0で圧勝。
4勝1分けで勝ち点を13に伸ばし、12日の予選最終戦・タイ女子代表戦(国立)を待たずに、2大会連続3度目の五輪出場を決めた。
気温34度、湿度80%。先月末には男子日本代表がアジア杯で苦闘した酷暑のベトナムで、なでしこたちの笑顔が花開いた。
躍動8発。
北京五輪行きを景気よく決めた。
「正直にうれしい。この暑さの中で90分間走り続けたみんなに、おつかれさまといいたい」
国際Aマッチ通算124試合目で、男女を通じた“日本最多出場記録”(男子は井原正巳氏の122試合)をさらに伸ばしたエースMF沢が、仲間と労をねぎらい合う。
暑さの中、格下ベトナムを圧倒した。
開始10分、相手GKが弾いたボールをMF酒井が右足で決めて先制すると、同17分にはDF岩清水が豪快なバックヘッドで2点目。
さらにFW大野が今予選4戦連続得点となる2発、MF宮間、宮本、沢、そして途中出場のFW永里と、計8度ゴールを揺らした。
男子よりひと足早い北京キップ獲得。
しかし31歳のMF磯崎は「五輪の出場権は最低限のもの。
内容はまだまだ。W杯(9月、中国)や五輪に向けてはもっとレベルアップしないと」と言えば、28歳の沢も「課題もあった」。
照準はあくまで世界だ。
04年アテネ五輪は、準々決勝で女子世界最強の米国に1-2惜敗。
その米国戦で先発した沢、磯崎、宮本、酒井、荒川はこの日も先発。
当時の主軸が今もなでしこの中心メンバーだ。
現在、宮本は子供を育てながらのプレー。
磯崎は先月5日に結婚した。
登録名は磯崎のままだが「みんなにからかわれて、新しい名字で呼ばれています」と笑う。
主力の多くは年齢的にも北京五輪がサッカー人生の集大成となる。
「五輪では優勝して、日本という国を世界に知ってもらいたい」と22歳の宮間が言えば、沢も「(メダル獲得は)不可能ではない」。
力強さを増したなでしこが、北京へ乗りこむ。
ーサンケイスポーツー





