<U17W杯:ナイジェリア3-0日本>◇22日◇1次リーグD組◇韓国・光陽
【光陽(韓国)22日=益子浩一】
U-17(17歳以下)日本代表が「世界の壁」に、はね返された。
優勝候補ナイジェリア戦に守備的布陣で臨んだものの、シュート30本を浴び0-3で完敗。
攻めても後半10分から左太もも痛のエースFW柿谷曜一朗(17=C大阪)を投入したが、完封された。93年大会以来、14年ぶりの決勝トーナメント(T)進出を、25日の1次リーグ最終戦フランス戦にかける。
なおナイジェリアの決勝T進出が決まった。
世界の壁は、想像以上にぶ厚かった。
試合終了の笛が鳴ると、柿谷はピッチ中央で、あおむけに倒れこんだ。
涙を流しながら、引き揚げる選手もいた。
過去2度優勝のナイジェリアに、なすすべもなく完敗。
全員が平成生まれの「リトルサムライ」が、初めて世界との実力差を知った。
城福監督は「失望はしていない。これが世界のトップ。スキルのミスを許してくれないレベルの高さだった」と力なく話した。
圧倒された。
守備的な3ボランチで臨んだが、相手の速さと技術についていけなかった。
前半21、31分と数的優位にもかかわらず失点。
次から次へと、序盤から嵐のようにシュートを浴び続けた。
体格差はもちろん走力、判断力…。すべての局面で後れをとった。
天才柿谷でさえも「悔しい。同い年でこれほど強いチームはなかった」と世界を肌で感じた。
それでも、まだ決勝トーナメント進出の道は残されている。
指揮官は「3試合トータルの結果が大事。
必ず、次に進めるようにしたい」。
MF岡本も「悔しいけど、まだ次がある。気持ちを切り替えたい」と必死に前を向く。
フランス戦に勝つか、引き分けでも14年ぶりの決勝T進出の可能性が残される。
高校生の日の丸戦士たちが、敗戦を糧に再び立ち上がる。
ーnikkansports-





